[ ロボット ]

日立、空と地上連動した災害調査ロボシステム開発−現場掌握、ドローンで広域撮影

(2015/11/27 05:00)

日立製作所などは飛行ロボット(ドローン)とクローラー型ロボットを組み合わせた災害調査用複合ロボットシステムを開発した。広域状況をドローンで撮影し、危険箇所を把握する。土砂崩れが川をふさいだ土砂ダムでは地上ロボットで地形を測量して氾濫の仕方をシミュレーションする。トンネル崩落には探査ロボを投入するなど、災害に応じたロボットシステムとして関係省庁や自治体に提案する。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」の一環。日立がエンルート(埼玉県ふじみ野市)と八千代エンジニヤリング(東京都台東区)、産業技術総合研究所と共同で開発した。

地上と空中でロボットをつなぐ中継システムなどで構成する。各ロボットが中継機にもなり、互いに通信エリアを補い合う。自動で中継が切り替わるため、操縦者はロボットの操作に集中できる。中継ロボ2台で、...

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(2015/11/27 05:00)

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  • 災害時は被害状況をいち早く確認し、対策を講じなければならない。日立などは空と地上で、どうロボットを活用するのか。

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