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[ 機械 ]
(2016/3/15 05:00)
独電機大手のシーメンスがデジタル化へのシフトを急いでいる。ビッグデータ解析やサービス事業、3次元積層造形などを強化しており、モノのインターネット(IoT)技術の主役の座をめぐり最大のライバルである米ゼネラル・エレクトリック(GE)を強く意識しているようだ。シーメンスは元来、生産現場を支える工場自動化(FA)製品群に強みを持つ。デジタル技術が加わって総合力を強化する姿勢はGEのみならず日本のFA業界にとっても脅威だ。(広島・清水信彦)
2015年12月にシーメンスが開いた技術開発に関する説明会。16年9月期の研究開発費を前期から3億ユーロ(約370億円)増やして48億ユーロ(約6000億円)にするといった内容の中で、強調したのがデジタル化への取り組みだ。ジョー・ケーザー最高経営責任者(CEO)は「シーメンスのすべてのビジネスにとってデジタル化は大きなパラダイムチェンジャー。大きな挑戦であり...
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(2016/3/15 05:00)
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- デジタル化の取り組みについて、シーメンスCEOはどうみているのか?/FA領域からデジタル化のきっかけとなった経緯とは?