ファミマ、災害時の店舗状況を一元管理−地震・大雪時、店長がスマホ入力

ファミリーマート（東京都豊島区、沢田貴司社長、０３・３９８９・６６００）は災害時に店舗や配送センターなどの被災状況を一元管理するシステムを始めた。各店舗の店長がスマートフォンなどで専用サイトに、営業状況や周辺の道路、ライフラインの状況などを入力する。集まった情報は商品本部などがグーグルマップ上などで確認できるようにする。震度５弱以上の地震発生時の運用を見込むが、２０１７年２月をめどに、大雪時などにも対応する。

これまで店長らの安否は電話や、加盟店のマネジメントなどを担当するＳＶ（スーパーバイザー）経由でしか把握できず、時間が掛かっていた。

新システムではグーグルマップ上に、ウェザーニューズが提供する周辺の気象、震度情報などとも組み合わせ、店舗の状況をリアルタイムで把握できるようにする。

店舗のほか配送センター、商品を生産する工場、営業所にも導入した。被災状況を迅速に把握することで、店...