[ ロボット ]

今年の産ロボ出荷、7%増の7500億円-ロボット工業会

(2017/1/12 05:00)

日本ロボット工業会は、2017年の産業用ロボット総出荷額目標を16年見込み比約7%増の7500億円とした。中国や欧米での需要拡大や為替環境の好転などを踏まえ、06年に記録した過去最高額を上回る額を設定。稲葉善治会長(ファナック会長)は「為替が安定してきた。この状態が続けばだいぶ良くなる」と説明した。

17年は前年に続き外需の拡大が続く見通し。中国では自動化投資の加速、欧米では第4次産業革命、製造業回帰といった流れに伴う需要増が期待される。国内市場も堅調に推移しており、為替が極端な円高に振れなければ08年秋のリーマン・ショック前を超える高みに到達しそうだ。

懸念事項は米新政権が打ち出す施策。ただ「米国内で投資が増えることは日本のロボット産業にとって良いこと」(ロボットメーカー幹部)と楽観視する声が多い。

16年の総出荷額は7000億円をやや上回る見込み。為替の影響が逆風となり、目標とし...

(残り:22文字/本文:422文字)

(2017/1/12 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

総合1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

例題練習で身につく 技術士第二次試験「機械部門」論文の書き方

例題練習で身につく 技術士第二次試験「機械部門」論文の書き方

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしいスキンケア化粧品の本

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしいスキンケア化粧品の本

2024年度版 技術士第一次試験「建設部門」専門科目受験必修過去問題集<解答と解説>

2024年度版 技術士第一次試験「建設部門」専門科目受験必修過去問題集<解答と解説>

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン