- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2017/4/21 05:00)
トヨタ自動車は今夏から、米カリフォルニア州のロサンゼルス港で燃料電池(FC)技術を採用した大型商用トラックの実証実験を始める。トヨタの燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」に搭載しているFCスタック(発電機)や駆動用バッテリーを用いて、実験車両を開発した。大気汚染物質の削減に取り組む現地での実証を通じて、FC技術の大型商用車への応用の可能性を検証する。
実験車両にはミライのFCスタック2基と、容量12キロワット時の駆動用バッテリーを搭載した。出力は約500キロワット。貨物を含めて総重量36トンで走行可能とし、推定航続距離は満充電時で約320キロメートルを見込む。トヨタは2014年12月にミライを発売し、17年2月にはFCバスを東京都に販売するなどFC技術の応用を進めている。
(2017/4/21 05:00)
関連リンク
自動車のニュース一覧
- エイチワン、車体骨格部品の基礎技術 日米2軸体制で開発(17/04/21)
- トヨタ、米でFCトラック実証 大型商用車の応用に道(17/04/21)
- SUBARU・北米上昇(下)インタビュー/スバル・オブ・アメリカ会長の中村知美氏(17/04/21)
- マツダ、先進安全技術を標準化 まずは「デミオ」全機種に(17/04/21)
- スズキ、市村産業賞を受賞 「ハスラー」の樹脂材料で(17/04/21)
- 日産、歴代スカイライン集結−誕生60周年イベントで(17/04/21)
- 日産九州、今年度生産70万台 北米向けSUVがけん引(17/04/21)
- 経営ひと言/GLM・小間裕康社長「ここまで来た」(17/04/21)