愛知県・シンクロトロン光センター、６月から測定装置を一般貸し出し

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  ビームライン（BL8S2）の外観

【名古屋】愛知県は２４日、研究施設のあいちシンクロトロン光センター（愛知県豊田市）内に設置・稼働している測定装置「ビームラインＢＬ８Ｓ２」を６月から一般に貸し出すと発表した。同センター内初の、結晶内の欠陥や歪みをＸ線により２次元画像で撮影・観察するＸ線トポグラフィが可能なタイプで、次世代パワー半導体デバイスなどの研究開発を支援する。

あいち産業科学技術総合センターの共同研究支援部シンクロトロン光活用推進室（０５６１・７６・８３１５）で受け付けを始めた。使用料は４時間１６万４５００円（消費税抜き）。中小企業と成果公開に同意する大学は半額。