[ 政治・経済 ]

働き方改革/特許庁、特許行政にAI導入−日米連携で世界けん引

(2017/5/3 05:00)

特許庁が、特許行政事務に人工知能(AI)を導入する。2022年度までの行動計画(アクションプラン)を策定し、17年度から実証や費用対効果の確認作業を本格化する。審査制度の複雑化や先行調査範囲の拡大など業務量が増加する中、AIを人間のサポート役に位置付け、行政サービスの向上、職員の働き方改革につなげる。3月には米国の知財庁と緊密に連携することで合意、日米連携で世界の特許行政へのAI活用を主導する構えだ。

(編集委員・鈴木真央)

業務へのAI導入はややもすると、人間の仕事が奪われるとのアレルギー反応が出がちだ。16年度から検討に入った特許庁も例外ではなく、「内部で相当激しい議論を交わした」(特許庁の木村聡総務課長)という。

ただ、90年代以降、特許行政における情報システム化の流れは加速しており、今では特許や商標、意匠のオンライン出願は9割を超える。草創期を乗り切ってしまえば自然と浸透...

(残り:1,134文字/本文:1,534文字)

(2017/5/3 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

総合2のニュース一覧

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン