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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/7/26 05:00)
【千葉】ウェザーニューズは、北極海での気象観測強化に向け、独自に開発した小型の気象・海象観測衛星「WNISAT―1R」の運用を始める。北極海航路の活用が増える中、高精度な海氷情報を提供し、船舶の安全運航を支援する。カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げに成功し、現在は搭載機器の状況などを確認中。8月下旬からの本格運用を予定する。
小型衛星は、アクセルスペース(東京都中央区、中村友哉社長、03・4405・5085)と共同開発した。打ち上げ費用を含め、開発に約3億円を投じた。地表分解能200メートルの可視光カメラなど計6台のカメラを搭載。撮影画像から海氷の分布を分析し、航行可否判断や航行ルートの最適化を行う。
台風や火山の噴煙観測にも活用する。移動しながら撮影することで、台風の雲頂高度や噴煙の到達高度を割り出す立体観測を始める。日照条件や天候の影響を受けない観測方法確立に向け、全地球測位システム(GPS)衛星などからの反射波を用いて、地球表面の状態を観測する手法の評価実験も行う。
(2017/7/26 05:00)
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