九州上空に「夜光雲」のお土産 イプシロン打ち上げで発生（動画あり）

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  たちばな天文台が観測した夜光雲（同天文台提供）

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  たちばな天文台が観測した夜光雲（同天文台提供）

１８日早朝の小型固体燃料ロケット「イプシロン」３号機の打ち上げで、上空に彗星（すいせい）のように尾を引き、オーロラのように輝く「夜光雲（やこううん）」と見られる珍しい雲が九州など各地で目撃された。

イプシロン３号機は宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）内之浦宇宙空間観測所（鹿児島県肝付町）から打ち上げられた。同日写真を公開した宮崎県都城市のたちばな天文台によると、夜明け直前の空にロケットによる光跡の後、夜光雲を観測したという。ロケットから噴出された大量の噴煙が上空で氷となり、太陽の光を反射して赤や白、青などさまざまな色に輝いて見えたようだ。