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[ 環境・エネルギー ]
(2018/2/23 05:00)
若狭湾エネルギー研究センター(福井県敦賀市、旭信昭理事長、0770・24・2300)は、放射能汚染物をレーザー除染する試作機の2代目モデル(写真)を製作した。初代モデルを大幅改良し、レーザー出力を従来比7割下げた300ワットにして小型化を図った。小型化を電力会社にPRしつつ、装置の改良を進める。除染の専用作業ハウスで使う仕様を18年度に製作し、19年度の実証試験を目指す。
レーザー除染は二次廃棄物が少ないと期待されるが、実用装置がまだない。若狭エネ研は関西電力などの支援で2012年から開発してきた。
初代は大型サイズで580キログラムの本体、付帯のレーザー発振器、水冷装置の3点で構成する。今回の2代目モデルは実用的な仕様を狙い、レーザーヘッドは初代モデル比5分の1の5キログラム弱で、飛散物の回収機構も一体化した。全体重量は約100キログラム。
同研究センターの嶋津正技術活用コーディネーターは「使ってもらえるレベルに近づけた」とする。(福井)
(2018/2/23 05:00)
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