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[ 建設・住宅・生活 ]
(2018/4/19 05:00)
大林組は開発中の人工知能(AI)技術を使った山岳トンネル工事の切羽(掘削面)評価システムを、9月めどに実用化段階に移行させる。評価項目を現在の3項目から7項目にし、試行する現場の数も数カ所増やす。実際に現場から画像を取り寄せて掘削面を評価する学習データを再生成するほか、現場の技術者との情報共有を徹底する。こうした適用性の確認に力を注ぎ、2018年内には現場への導入を目指す。
この評価システムはAI技術のディープラーニング(深層学習)を使い、掘削面の画像と評価結果の学習を通じて地質状況を早く、高精度に評価できる。このため、トンネル工事に必要な吹き付けコンクリートやロックボルト、H形鋼など「支保工」を適切に設置し、工事の安全性、経済性を高められる利点がある。
17年度には70カ所の工事現場の評価を基に、1035枚の掘削面の画像と専門家の評価結果を深層学習で学習してデータを作成。評価項目...
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(2018/4/19 05:00)
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