[ ロボット ]

JR東、独自ロボ開発へ 鉄道設備メンテ用

(2018/4/19 05:00)

  • 自社のロボット開発について話す深沢社長

JR東日本の深沢祐二社長は18日までに日刊工業新聞社などのインタビューに応じ、グループで鉄道設備のメンテナンス用ロボットの開発に取り組むことを明らかにした。これまでは作業員が行っていたが、現場の労働力不足に備えロボットの導入で省人化を図る。鉄道設備で必要なロボットは専門性が高いこともあり、自社で積極的に人材、資金を投入して開発しなければ「誰も作ってくれない」(深沢社長)との認識を示した。

今後ロボット導入が可能な現場を洗い出すとともに、社外のメーカーや研究機関とも連携してグループ内に開発体制を整える。深沢社長はロボット技術を「かなり精度の高い仕事ができるようになってきた」と評価。状態基準保全の推進と合わせて、将来の労働力不足への対策に有効と判断した。

JR東は社外と連携で新技術採用を加速させており、2017年に有限責任組合「JREロボティクスステーション」を設立し、駅構内や駅ビルで活用するサービスロボットの導入研究を進めている。

(2018/4/19 05:00)

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