[ 政治・経済 ]

【電子版】第45回技能五輪国際大会、ロシア・カザンで開会式

(2019/8/23 12:00)

  • 入場する日本選手団

【カザン=日下宗大】世界の若き匠が持ち前の技能を競い合う「第45回技能五輪国際大会」がロシア・カザンの競技場「カザンアリーナスタジアム」で22日(現地時間)開幕した。今大会は63カ国・地域から過去最多の1355人の選手が出場する。日本選手団は全56職種のうち42職種・48人が出場し、技能世界一の栄冠を目指す。

同スタジアムで開会式が行われた。日本の旗手は「機械製図CAD」の沼畑辰也選手(日立ハイテクノロジーズ)が務めた。大きく国旗を振る沼畑選手に続き、日本選手団が入場した。23日から始まる競技を前に選手たちは歌あり、踊りあり、花火ありの開会式を楽しんだ。

ロシアのメドベージェフ首相も出席した。「技能五輪国際大会は創造性や友情、新しい勝利を生み出す場で、学ぶ習慣を醸成する」とあいさつし、カザン大会の開幕を宣言した。

当日は多くの観客が会場を埋め尽くした。ペンライトを持ち、観客席から開会式をさらに盛り上げた。同アリーナは2018年にロシアで開催されたサッカーワールドカップの試合会場にも使われたことがある。

技能五輪国際大会は2年に1度開催され、各国で選考を勝ち抜いた原則22歳以下の若手技能者に参加資格がある。

競技は「カザンエキスポ国際展示場」で26日まで4日間行う。会期中の来場者は20万人を見込む。カザンはロシア国内の主要な産業都市の一つで、ロシア連邦を構成するタタールスタン共和国の首都でもある。

(2019/8/23 12:00)

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