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素材・エネルギー

JXエネ、15年度に「エネファーム」を欧に投入

掲載日 2012年04月26日 13時30分
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 【ハノーバー(ドイツ)=長塚崇寛】JX日鉱日石エネルギーは早ければ2015年度に、家庭用燃料電池「エネファーム」を欧州市場に投入する。定格発電効率が高い固体酸化物型燃料電池(SOFC)を用いたタイプの販売を検討する。燃料電池導入に対する補助金や売電の仕組みが整備されているドイツなどを視野に、家庭用ボイラからの代替需要を狙う。販売価格は今後詰めるが、1万ユーロ(約106万円)程度を想定する。20年に欧州全体で2万―3万台の販売を目指す。
 まずは各家庭でボイラ設備を備えるドイツや英国など北西ヨーロッパを中心に売り込む。現在はこれら地域で市場調査を実施中。本格的な市場投入は数年後を想定する。特にドイツでは燃料電池導入に対して政府の補助金が利用できるほか、発電した電気の売電も可能で、燃料電池需要が高まると予想する。
 JXエネは欧州の20年の燃料電池市場を年間10万台前後と見ており、このうち2万―3万台のシェア獲得を目指す。家庭用ボイラの平均価格は8000ユーロ程度。エネファームは給湯機能に加え発電機能という付加価値を持つことから、1万ユーロ前後に設定する見通し。現地の住宅施工業者やボイラメーカーなどに提案する。