前田硝子、LED電球なのに全面発光!
「easy Z Lamp(イージーゼットランプ)」
光やカバーの質感を白熱電球に近付けた
ガラス部材を専門に扱う開発販売会社、前田硝子(東京都品川区東大井1の6の1、前田孝晴社長、TEL03・3471・0121)は、自社ブランド製品として、LED電球「easy Z Lamp(イージーゼットランプ)」を販売している。ヒートシンク(放熱板)を小型化して、白熱電球と同じ全面発光を実現したもの。
6月、一般家庭に多い小型電球の規格「E−17」口金を備えた「ZL-03WE17」シリーズを発売。創業以来、87年に及ぶ歴史で培った確かな技術力を生かして、「easy Z Lamp」を一般家庭やサービス業向けに拡販。東日本大震災による今夏の節電需要を取り込む戦略だ。
「ZL-03WE17」シリーズは独自のヒートシンク構造により、放熱効果を上げてヒートシンクを小型化。電球の露出部分を増やし、光を直下部だけでなく部屋全体に広がるようにした。昼光色や電球色を用意し、白熱電球に近づけたのが最大の特徴。カバーに樹脂でなくガラスを採用することで、経年変化による変色を避け、質感も白熱電球を再現した。整流回路の電源方式を取り入れ、点灯直後から明るい長寿命・ノイズレスのLED電球となった。
戸建住宅や店舗、ビルなどで幅広く使われているミニクリプトン電球の代替品として、大きな市場を見込んでいる。大きさや形状は現在のミニクリプトン電球と同じであるため、既存の器具と取り替えるだけで、簡単に節電効果が得られる。
昨年9月に「easy Z Lamp」の第1弾として、通常の白熱電球の規格である「E−26」口金を備えた「ZL-06/16WE26」シリーズを発売した。納入先は設計事務所、ホテル、電設業者など店舗向けが7割。今回、小型の「ZL-03WE17」シリーズを発売することで、一般家庭や商業施設の電球の交換需要を狙う。量販店やインターネットなど全国規模で販売を展開し、コンシューマーにより近いところで、事業拡大を目指す。
昼光色や電球色など4アイテムを用意