■経済産業省による中小企業の海外販売開拓支援について
(東北経済産業局 産業支援課長・国際室長 木村研一氏)
中国、インドなどアジアの新興国の成長を取り込んで、いかに需要を創造し、ともに成長できるかがポイントとなります。そこで、経産省ではジェトロ、中小機構、商工会議所などと協力し、海外ビジネスに関する情報提供、相談対応、展示会・商談会を実施しているほか、現地でのサポート、知的財産保護など多様な支援プログラムを用意しています。東北地域でも、東北経産局がコーディネート役となり、海外市場を目指す多数の中小企業創出を目標としています。例えば、企業に対する商品化・マーケティング、国際展開準備、販路開拓までステップに応じたきめ細かな支援を行います。
■OIGENの海外販路の取組について
(及源鋳造株式会社 代表取締役 及川久仁子氏)
鉄瓶は古い、重い、面倒くさいなどと、現代ではニーズがないと思われ勝ちです。その中で当社では行政やジェトロをはじめデザイナー、マーケティング専門家らの協力を得て、欧米や中国に輸出することができました。欧州向けのティーポットは、約100種類のカラーバリエーションを用意しています。 現地のバイヤーはデザインセンス、オリジナリティーを重視しているだけに、ライフスタイル、顧客ニーズなどの情報収集は商社まかせにせず独自に行うことも重要です。
中国には南部鉄瓶を輸出しています。懸念される模造品や商標の問題については、ジェトロの協力で対応しています。そもそも日本茶と中国茶のマナーは異なります。日本の文化を押しつけるのではなく、日本で培ったノウハウを中国で生かしてもらうという姿勢で、中国ビジネスに臨んでいます。
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