機械
IHI、ラインに導入可能な熱処理装置−冷媒に水採用
IHIは24日、金属部品の熱処理工程を生産ラインに組み込むことができるインライン型真空熱処理装置「IVF―M―S/L」を開発したと発表した。これまで油を使う冷却液では消防法の規制で熱処理場を別区画に設ける必要があったが、冷媒に水を採用したことで生産ラインに組み込むことが可能となった。価格は未定。自動車メーカーなどに初年度3台の販売を見込む。
新製品は冷媒に独自開発した霧状の冷却水を採用。大小粒度の違う水の粒により、冷却能力と冷却速度の制御性の両方を兼ね備えた。1台で3室の加工室を備え、加熱サイクルは1回60分。搬送機構の簡素化などで設置面積も従来の7割弱と省スペース化を実現した。
熱処理の連続処理が可能で生産性が向上できるほか、冷媒に水を使用することで熱処理後の洗浄工程も省ける。サイズは工具・小物部品用の小型機と自動車駆動系部品用の大型機の2種類。
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