エレクトロニクス
日立、石英ガラスにデータ書き込み長期保存する次世代記憶技術を開発
日立製作所は、デジタルデータを10万年以上の長期間にわたり安定的に保存可能なストレージ(記憶装置)技術を開発した。強度や耐熱性に優れる3センチメートル角の石英ガラス板に、4・8キロビット容量(600文字相当)のデータを書き込み、読み出すことに成功した。長期保存に向く現行の光ディスクは寿命が100年程度と言われ、高温や多湿に弱い欠点がある。デジタルデータの永久保存につながる次世代ストレージの開発に弾みがつく。
光ファイバーの材料などに使う石英ガラスは、頑丈で耐水性に優れ、透明で可視光を通す。レーザーでガラスを加工する技術はあるが、記録したデータを読み出す技術は初めて。石英ガラスがストレージに有望な材料であることを確認した。
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