自動車
日産、世界生産400万台へ部品供給リスク対応急務
日産自動車が2010年度の世界生産計画を8%上方修正した。欧州の信用不安や国内のエコカー補助金終了など懸念材料が多い中、下期の世界生産を当初見通し比12%増の215万6000台(前年同期比23%増)に設定。国内外で増産傾向を継続し、上期比10%以上の伸びを見込む。ただ、この「強気」の生産計画の裏側で、日産が最も気をもんでいるのがサプライヤーの供給能力。足元では20件に上る供給リスクが顕在化していることが分かった。
日産が28日に開いた10年度下期の生産計画説明会。5月以降、部品不足が急増している点を強調し、主要サプライヤーに対し、2次、3次下請けまでを含めた供給能力の確認・確保を要請した。6月以降、供給面で課題があり、日産が対応を練っている「継続フォロー中」の部品は約20件。「IC(集積回路)部品に代表されるティアN(2次以下)部品に起因する供給問題が多い」(日産幹部)という。
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