環境
富士フイルム、昨年度の事業活動のCO2排出量が5.3%減
富士フイルムホールディングスの2009年度の事業活動に伴う二酸化炭素(CO2)排出量は、前年度比5・3%減の124万2000トンとなった。排出量の半分を占める国内6工場は生産量が同10%伸びたが、排出量は同3%削減した。生産工程で余った蒸気を再利用するなど、投資を抑えた省エネルギー施策で生産の回復による排出の増加を抑えた。
CO2排出量は生産部門と事務所などの非生産部門の国内外の合計で、富士ゼロックスを含む。国内の生産による排出量は88万トンで、同4・2%減、海外は29万トンで同8・6%減となった。減少は2年連続。
国内6工場は液晶パネル用部材など化学素材を生産するためCO2排出量が多い。乾燥工程で余った蒸気の溶剤吸着工程への再利用や、生産設備のエネルギー使用の“見える化”による運転改善、空調など生産以外の設備の運転も見直し、使用するエネルギー量を抑えた。
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