環境
大ガス、CO2から添加剤を作り出す基礎技術を開発−排ガスそのまま利用
大阪ガスは化石燃料を燃焼した排ガス中の二酸化炭素(CO2)から樹脂添加剤を作り出す基礎技術を開発した。従来もCO2を化学原料として使用する例はあるが、純度を高めたCO2ガスを使うのが一般的。濃度が3―12%にとどまる排ガスをそのまま利用する例はないという。実用化のめどは2020年ごろとまだ先とみており、まずは添加剤の用途開発を進めるため、他社との共同研究を目指す。
大阪ガスは火力発電所やコジェネレーション(熱電併給)システムからの排ガス中のCO2を原料に使用することを目的に、イオン液体の中でエポキシ化した化合物とCO2を反応させるプロセスを開発した。加えて、この反応で生成した環状カーボネート化合物をポリカーボネートに添加して難燃剤として機能させることにも成功した。
イオン液体を触媒とすることで、CO2とエポキシ化合物を低温、大気圧で反応させることが可能となった。
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