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慶大、生殖幹細胞の分子機構を解明−不妊治療法開発に応用
慶応義塾大学の塩見春彦教授らは精子や卵子などの元となる生殖幹細胞にかかわる分子機構を明らかにした。生殖細胞にのみ存在する「トラフィックジャム(TJ)」と「piwi」の2遺伝子に着目。TJ遺伝子が作るたんぱく質とRNAが、piwiたんぱく質の機能を制御することを突き止めた。一つの遺伝子が2種類の分子を作り機能するのを発見したのは初めてという。不妊治療法などの開発につながると期待される。詳細は8日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
遺伝子操作したショウジョウバエを使い、piwi遺伝子と関連するRNAの塩基配列を調べた。
TJのDNAがメッセンジャー(m)RNAに転写された後、TJたんぱく質を作る。同時にmRNAの一部分が切断され、piRNAと呼ばれるRNAの破片が残る。 さらに、TJたんぱく質がpiwi遺伝子を活性化。
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