新技術・新製品
物材機構、使用済み携帯電話などの希少金属取り出す小型装置を開発
物質・材料研究機構は、「都市鉱山」とも形容される携帯電話などの使用済み電子機器を破壊し、希少金属を取り出すための小型装置を開発した。機器を数秒でバラバラに分解し、数分で有用な金属を含む「都市鉱石」を作り出す。小型機器の分散処理に適した手法で、地方都市などが少量ずつ処理するのに役立つ。押鐘(さいたま市南区)やナガオシステム(川崎市麻生区)と協力し、実用化にめどをつけた。
開発したのは使用済みの電子機器の筐体を素早く破壊・解体し、希少金属を含有する電子基板などを取り出す「破解機」と、基板からチップやメッキなどをより分ける「3次元ボールミル装置」の2種類の装置。
部位によって異なる強度を持つ機器にねじり力を与えて筐体を破壊し、数秒でバラバラにする。熟練の解体業者でなくても簡単に処理できる。ジャイロこまのように縦横に回転軸を持つ高速ボールミルで、さらに基板からチップやメッキなどを効率的にはく離する。
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