新技術・新製品
茨城大、排熱発電材の新溶融合成法を確立−セラミックス繊維活用
掲載日 2011年08月08日
【水戸】茨城大学工学部の鵜殿治彦准教授は、排熱から電気エネルギーを取り出す排熱発電材料「マグネシウムシリサイド(Mg2Si)」の新しい溶融合成法を確立した。マグネシウムとシリコンを混入したアルミナるつぼの封入口をセラミックス繊維で封入。マグネシウムと反応し繊維が膨張、るつぼが密閉されるため、既存の大型真空設備や不活性ガスを使わずに熱電合金を合成できる。
2014年をめどに実用化し、現行の90分の1程度のキログラム当たり1万円以下を目指す。8日から北海道大学で始まる日本熱電学会学術講演会で発表する。
Mg2Siを構成するマグネシウムとシリコンは、資源量が豊富で毒性がほとんどないことから、工業炉や自動車などの排熱から電気エネルギーを取り出す材料として注目されている。
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