素材・エネルギー
東京製鉄、10年3月期予想を修正−8期ぶりに赤字転落へ
東京製鉄は2010年3月期の経常、当期損益が8年ぶりに赤字転落する業績予想の修正を行った。2009年10月時点の予想では黒字を見込んでいた。鋼材販売の落ち込みと原料価格の上昇に加え、繰り延べ税金資産を取り崩すことで、経常損益は56億円の黒字予想から34億円の赤字(前年度は553億円の黒字)、当期損益は15億円の黒字から75億円の赤字(同322億円の黒字)となる。
売上高も10月時予想比161億円減の1031億円(同2784億円)に修正した。10―12月の鋼材出荷量が想定した50万トンを大きく下回る38万トンに激減。1―3月の計画値も56万トンの想定を42万トンに減らした。
さらに原料の鉄スクラップ価格がトン2万2500円の想定に対し、10―12月平均は同2万6500円に上昇。1―3月平均はさらに2万9000円まで上昇すると見込み、利幅が大きく減少。1―3月は全工場で赤字操業となる見通し。
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