金融・商況
東京の鉄スクラップ、続落−電炉買値H2相当3万1500―3万2500円
東京地区の鉄スクラップ相場は下げ基調を抜け出せずにいる。東京製鉄が18日から宇都宮工場の買値(炉前価格)を500円引き下げ、他の電炉・湾岸シッパーも軒並み同額を下げた。輸出向けが鈍化したことで国内電炉への入荷が増えたもようで、足元では荷受けを制限する動きが目立つ。市場に漂っていた下げ止まり感も薄れてきた。月末にも始まる韓国との商談によっては相場が動くが、それまでは一段安となる可能性が残る。
東鉄の買値引き下げを受け、相場の指標となる電炉買値はH2相当でトン当たり3万1500―3万2500円どころに続落。流通も買い入れ価格を見直し、同品種は前週より500円安いトン2万―2万500円どころに落ち込んだ。
関東湾岸からは、15―21日にも一定量のスクラップが船積みされる予定だ。ただ湾岸の在庫には「やや過剰感が出てきている」(問屋筋)。このため湾岸相場は弱く、反転上昇には程遠い。
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