地域
ILCの国内誘致に期待感−候補地の取り組みと今後の課題
掲載日 2013年01月04日
宇宙の始まりはどんな状態だったのか―。この謎に迫るのに使う次世代加速器「国際リニアコライダー」(ILC、用語参照)が2020年代半ばにも世界に1カ所完成する。日本は東北・北上山地と九州・脊振(せふり)山地の2候補地を研究者らが科学的判断で今夏にも一本化し、日本への誘致を政府間協議に委ねる。期待高まる国内候補地の取り組みと今後の課題を探った。
【東北・北上山地/雇用創出、復興の原動力に】
東日本大震災からの復興と再生の原動力―。東北の産学官が結成する東北ILC推進協議会は、東北地方へのILC建設意義をこう位置づけた。ヒッグス粒子発見以上の研究成果が確実視されているほか、産業振興や雇用創出、地域振興など多くの分野に波及効果が見込まれる。これらの“果実”を着実に取り込むための課題を探った。
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