アクセンチュア、オープンストリームHD買収 データ駆動型へ人材増強

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アクセンチュア（東京都港区、江川昌史社長）は１７日、オープンストリームホールディングス（ＨＤ、東京都新宿区）を買収することで同社と合意したと発表した。同社傘下のオープンストリーム（同）やニュートラル（名古屋市中区）が抱える１０００人規模の技術者や専門家を迎え入れ、クラウドや人工知能（ＡＩ）、ＩｏＴ（モノのインターネット）といった先端技術への対応を強化する。買収額や買収時期は公表していない。

オープンストリームは流通・小売業界などのシステム開発に加え、デジタル活用のコンサルティングを手がける。従業員は約６００人。ニュートラルは製造業向けや自治体向けのシステム開発、医療機関向け電子カルテの構築支援など、幅広い分野で実績を持つ。従業員は約４００人。

アクセンチュアによる日本での買収は、２０１５年に江川社長が就任して以降では、事業部門の買収や知的財産獲得を含め１０件目となる。江川社長は今回の買収について「オープンストリームＨＤが持つデジタルに関する深い知見は、アクセンチュアが強化を図るスキルと符合しており、顧客を真のデータ駆動型ビジネスへと変革していくために欠かすことのできない要素だ」とコメントした。