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圧倒的なシェアを誇る大型新薬(ブロックバスター)の特許切れが相次ぐ「2010年問題」が最終盤に入る中で、後発薬(ジェネリック)各社が品ぞろえの充実を急いでいる。
従来のように一つの薬で1000億円以上を売り上げる大型薬(ブロックバスター)ではなく、中規模の売上高の薬を複数抱えることで持続的な成長を描こうという考えだ。
(石橋弘彰) 【注目/新薬の研究開発、5領域に集中】 年間1000億円以上を売り上げる大型薬(ブロックバスター)は製薬企業...
欧州や日本でも患者数が多く、製品化すれば年間1000億円以上を売り上げる大型薬(ブロックバスター)になると期待される。
2010年度の売上高は85億ドル(約6500億円)を超える大型薬(ブロックバスター)で、10年の世界医薬品売上高の第4位となっている。
武田薬品工業は11日、年間売上高1000億円以上のブロックバスター(大型薬)への依存から、中規模の売上高の新薬群への収益源シフトを主眼とした、2013年度までの中期経営計画を発表した。
「MLD―55は選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)で、グローバルでは3500億円を売り上げ、抗うつ剤では世界トップクラスのブロックバスター」と鼻息も荒い。
主因は1品目で売上高10億ドルを超えるブロックバスター製品の特許切れリスクで、この影響は2013年まで続くと見ている。
外資系を含め大手製薬会社が抗体医薬品開発に注力する背景には、「ブロックバスターモデルの崩壊がある」というのは木村広道東京大学大学院薬学系研究科ファーマコビジネス・イノベーション教室特任教授。革新的新薬...
これら新薬の中にはブロックバスター(売上高が1000億円以上)となる可能性を有する製品が6―10品目ほどあると予測している。
同社はソフト以外にも米国でDVDレンタルのネットフリックスやブロックバスター、新聞社のUSAトゥデイなどコンテンツプロバイダーと手を組んだ。
これによりがん領域のパイプラインの充実と、売上高10億ドルを超える大型新薬(ブロックバスター)候補である多発性骨髄腫治療剤「ベルケード」を手中に収めた。
武田薬品はミレニアム買収で、がん領域のパイプライン(創薬候補物質)強化と売上高10億ドルを超える大型新薬(ブロックバスター)候補の多発性骨髄腫治療薬「ベルケード」を取得...
