記事検索結果

三重結合化合物、立体選択的に炭素接続東大が触媒反応開発（2023/2/24 科学技術・大学）

そこで2種類の触媒を組み合わせ常温での光化学反応を実現した。 ... ルテニウム触媒はラジカル化した基質と三重結合炭素で錯体を作り、反応を進める。ルテニウム触媒は複雑な構造を持つため...

硫黄化合物の脱酸素触媒、硫黄成分への耐性向上リン化で活性10倍阪大が成功（2022/1/17 科学技術・大学）

ルテニウム触媒をリン化することで吸着を抑えた。... そこでルテニウムとリンを合金化して硫黄成分の吸着点を8分の1に減らした。するとリン化していないルテニウム触媒に比べて活性が10倍に向上した。

アンモニア分解ニッケル触媒、反応温度100℃下げ成功東工大（2021/9/2 大学・産学連携）

開発した触媒ではニッケルナノ粒子の際(きわ)にカルシウムイミドのイミドが抜けた空孔ができる。... 従来のニッケル触媒は640度Cの温度が必要であるため、反応温度を100度下げたことに...

東京農工大、不斉選択性触媒を開発（2021/8/10 科学技術・大学）

東京農工大学の小峰伸之助教と平野雅文教授らは、台湾の国立台湾師範大学と共同で、高い不斉選択性のルテニウム触媒を開発した。... 酢酸ボルニル誘導体を配位させてルテニウム錯体を合成。同錯体を触媒とし、二...

バイオマスからアミン合成東工大、固体触媒を開発（2020/9/18 科学技術・大学）

電子的に調整したルテニウム触媒により、多様なアルコール原料から第1級アミンの1段階での合成に成功した。... だが、従来のルテニウム触媒では、水素分子の添加や高温が必要で実用的でなかった。 &...

東工大、貴金属いらずで高性能アンモニア合成触媒開発（2020/7/16 科学技術・大学）

単独ではアンモニア合成触媒として働かないニッケルと窒化ランタンを組み合わせた複合触媒を作製。1気圧、400度Cの条件下で、既存のルテニウム触媒と比べ3倍以上の触媒活性があることを示した。... だが温...

白金スキン触媒実用化へ山梨大・飯山明裕氏インタビュー（2019/8/19 建設・生活・環境・エネルギー）

「コバルトを白金が原子レベル層でスキン状に覆う3次元触媒構造の白金コバルトスキン触媒は、一緒に開発してきた田中貴金属工業による自動車メーカーなどへのサンプル出荷を見通す段階だ。... 「現在のカーボン...

がん細胞で抗がん剤合成理研が新治療法（2019/7/2 科学技術・大学）

生体内においては、細胞内にルテニウム触媒の活性を失わせる小さなたんぱく質「グルタチオン」が多く存在するため、ルテニウムを使った反応はこれまで困難だった。しかし新たに作製したアルブミンとルテニウムの触媒...

工業用の3倍の性能持つ、低温域アンモニア合成触媒東工大が開発（2018/1/31 科学技術・大学）

カルシウムアミドを触媒の担体として利用し、微量のバリウムとルテニウムを加えた。カルシウムアミド上でルテニウムの微粒子が触媒となって化学反応を促している。... 260度C、9気圧の実験条件では工業用鉄...

東工大など、反応効率10倍の低温アンモニア合成触媒開発（2016/10/10 科学技術・大学）

一カ月間触媒が劣化しないことも確認した。... カルシウムアミドの担体表面にルテニウムを付着させた触媒を開発した。... 300度C、8気圧で、従来のルテニウム触媒の10倍の反応効率を確認。

京都大学大学院理学研究科の北川宏教授は4日、立方格子構造を持つ金属ルテニウム触媒の開発に成功したと発表した。... 研究グループは溶液中で金属原料を還元し、ナノ粒子を作製するボトムアップ法を用い、ナノ...

東京農工大、窒素と水からアンモニアを合成−脱化石燃料に道（2012/10/17）

(3)は触媒を使って進める反応で、今回、ルテニウム触媒を使って300度Cで反応させると収率5%でアンモニアを生成することに成功した。安価な鉄を触媒にしても、収率3%でア...

産総研のグリーン・イノベーション(9)次世代PEFCの材料開発（2012/6/21）

自動車用途などのPEFCでは頻繁な起動停止が想定され、触媒に対する耐久性の要求が厳しいが、開発した新規触媒は耐久性向上に貢献できるであろう。 ... PEFC型のコジェネレーションシ...

分科研など、ルテニウム触媒の酸素発生機構を解明（2012/1/10）

【名古屋】分子科学研究所の正岡重行准教授と九州大学理学部の酒井健教授らのグループは、金属のルテニウム触媒が、水から酸素を発生するメカニズムを解明した。... 光吸収スペクトルの変化と、磁力の根本になる...