記事検索結果

京大と福井大、歯再生の分子標的薬開発先天性無歯症向け（2021/2/17 科学技術・大学）

これまでの共同研究で、三つの物質「USAG―1」「WNT」「BMP」の相互作用の仮説をたて、USAG―1の特定の働きを抑える中和抗体を作成した。

京大、ヒトiPSから「膵臓のもと」大量作製 1型糖尿病を根本治療へ（2020/10/30 科学技術・大学）

化合物がなくてもWNT7Bがあれば膵前駆細胞が増殖することも確かめた。化合物がWNT7Bを活性化する仕組みも調べた。化合物が遺伝情報を写し取るたんぱく質「YY1」のリン酸化を抑える...

組織形成に必須のたんぱく質、阪大が立体構造解明（2019/5/21 科学技術・大学）

Wntを水に溶けやすくして結晶化し、細胞上で結合するたんぱく質「フリズルド(Fz)」との複合体の構造を突き止めた。... 研究グループは、ヒトのWntを使って分泌抑制を回避する遺伝子変...

胃がん細胞増殖因子、慶大が発見（2018/8/10 科学技術・大学）

慶応義塾大学医学部の佐藤俊朗准教授らは、胃がん細胞の増殖が増殖因子「Wnt」に制御されていることを発見した。... Wntを標的とした治療法の開発につながる。... 正常な胃細胞では、細胞増殖スイッチ...

膵がんの段階的悪化、慶大が解明・再現「ゲノム編集」駆使（2018/1/17 科学技術・大学）

39例の培養膵がん細胞を調べると、正常なすい臓の細胞の増殖に関与する二つの物質「Wnt」と「Rspondin」が悪性化に関与していたことが分かった。具体的には、「Wnt非分泌型」「...

京大、精子幹細胞の自己複製促進する新遺伝子を発見−男性不妊治療に可能性（2016/8/12 科学技術・大学）

脳下垂体から分泌されるホルモンのうち、黄体形成ホルモン(LH)が欠損すると「WNT5A」遺伝子の発現が上昇し、精子幹細胞の自己複製が促進されていた。... さらにLH欠損マウスの精巣で...

たんぱく質「WNT1」が肌のシミを増やす原因に−メナードが解明（2016/2/24 建設・エネルギー・生活２）

WNT1の分泌を抑える成分を使い、新たに化粧品を商品化する。 WNT1は表皮細胞で恒常的に分泌されるが、これまでは神経細胞の発育に関係する以外の働きがわかっていなかった。 &...

東大、脳の神経ネットワークが構築される新しい仕組み発見（2015/8/26）

発生現象に関わる「Wnt5たんぱく質」を失ったショウジョウバエでは神経細胞の伸長が適切な位置で停止せず、先端がランダムな構造になることが分かった。 Wnt5たんぱく質が”停止標識“の...

情報伝達に関わるたんぱく質「WNT」が減少することで、目の神経細胞のシナプスが減ることを突きとめた。

京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授、荒牧伸弥特定研究員らの研究グループは、サイトカイン(成長因子たんぱく質)のWNT3、BMP4などが、生殖細胞因子の発現を誘導する際、血液や筋肉に...

京大など、爪を生み出す幹細胞−指先の再生にも関与（2013/6/14）

伊藤博士や伊藤研究室の武尾真博士研究員らは、武藤教授が開発した特殊な遺伝系統のマウスを使い、爪の幹細胞で働くたんぱく質「Wnt(ウィント)」が、爪を生み出すだけでなく、指先を再生させる...

色素幹細胞に紫外線を照射した時の遺伝子変異を調べたところ、色素幹細胞の分化にはWntと呼ばれるたんぱく質が関与していることが分かった。Wntを色素幹細胞に添加するとメラノサイトへの分化が進み、Wntが...

Wntシグナルという特定の遺伝子を調節する分子の伝達経路に着目。

神経幹細胞から神経細胞を作り出すのに重要な役割を果たす「アストロサイト細胞」が、発がんなどに関わっているとされる「Wnt3(ウィント3)」というたんぱく質を産生。

このホルモン剤に抵抗性を持つ前立腺がんに多く見られる遺伝子の変異と、がん細胞が分泌するたんぱく質「Wnt―5a」が協調。

海外技術/米スタンフォード大、がん細胞の増殖制御（2009/7/6）

米スタンフォード大学の研究者はテロメア補充酵素の「テロメラーゼ」の一部が、幹細胞での伝達経路(Wntパスウェー)を制御する遺伝子発現に重要な役割を果たしていることを発見した。