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記事検索結果
138件中、1ページ目 1〜20件を表示しています。 (検索にかかった時間:0.005秒)
これはもう、彼我はまったく別な世界を生きていると考えたほうがいい。... ぼく自身は、「ほどほどに勉強しておけばいい」と考えている。... それよりも日本語でしっかり考える力を身に付けておくことのほう...
日本の古典文学、特に平安時代の文学の主題は四季と性愛、ほぼ二つに集約されると言っていい。この傾向は最初の勅撰である『古今和歌集』に著しいが、『源氏物語』で描かれているものも、やはり...
個人主義とは単独で生きるということではない。むしろ市民社会や国民国家に支えられ、それらに依存することによって「個人」たりえるという側面が強かった。 そもそも単独で...
フードマイレージのように食料の輸入が地球に与える負担を考えると、輸入食料に依存することはけっして健全なあり方と言えない。... いまはやりの持続可能な開発目標(SDGs)などを考える上...
こうした人間特有の事情が、数々の神話が生まれてきた背景にあると考えられる。... 人間という自然のあり方を考えるうえでも、動物との関係を見直すときではないか。
生産者が自分のためと考えると、絶対に農薬は使わない。... ほどんどの医者は次のように考えるのではないか。... 自分や家族にも、その治療を最優先で行いたいと考えているだろうか。
乳児の発する「ばぶばぶ」など、まだ言葉とも言えない言葉を「喃語(なんご)」という。男女が仲むつまじくささやき合う言葉も、やはり喃語だ。辞書によると「喃」は、「くどく...
2022年に亡くなった社会学者の見田宗介氏によると、「一家心中」は大正の終わりごろから飛躍的に増える。大正15(1926)年5月、北海道の開拓農場で父親が5人の子ど...
現代社会は毎日がお祭りみたいなものだから、「ハレ(晴れ)」と「ケ(褻)」の落差がなくなり、どうも生活にメリハリがつかない、といった声は前々からよく耳...
他にも海外へ行けなかったり、旅行会社のツアーに参加できなかったりという不便はあるが、あまり深く考えないようにしている。
我々が子どものころ、正月の男の子の遊びといえば独楽(こま)と凧(たこ)揚げだった。与謝蕪村の「凧(いかのぼり)きのふの空のありどころ...
性能やデザインが良くても、サルトルやポンピドーという名前の車に、かのヘルベルト・フォン・カラヤンは乗っただろうか。 ... スティーブ・ジョブズは生前、アップルという企業名を車のなか...
少なくとも荘子や彼の門下の人たちはそう考えていたようだ。 ... しかも濃度や密度が問題だというのだから、両者は質的に隔絶した差異というよりは、量的な違いによって循環するものと考える...
12月24日は父の命日。10年前の葬儀では斎場の人に頼んで、モーツァルトのクラリネット協奏曲から第2楽章のアダージョを流してもらった。昔から愛聴しているエラート・レーベル。
イタリアの哲学者、ジョルジョ・アガンベンが「例外状態」という言葉を使っている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、各国政府は例外状態を通常の統治パ...
『万葉集』などを読むと、歌にこめられた人々の感情、心の動かし方などが現在とはずいぶん違う印象を持つ。まず自然への感受性がとても強い。それから霊的交感というか、目に見えないものを感知...
日本の伝統的絵画には余白が多い。長谷川等伯の水墨画など余白だらけだ。俵屋宗達の「風神雷神図屏風」も金箔(きんぱく)だけの部分が多くを占める。