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[ 機械 ]
(2016/1/26 05:00)
【名古屋】オークマは国内工場強化のため、2016年度から3―4年間、年間100億円程度と高水準の設備投資を継続する。本社工場(愛知県大口町)リニューアル事業の第2弾となる新工場「DS2」の17年春の稼働や、可児工場(岐阜県可児市)で新工場棟建設などを検討する。足元の市況は踊り場にある工作機械だが、需要の伸長は持続すると見て、攻勢を続ける。
花木義麿社長は「3―4年間で300億―400億円かけて次の世代に競争力のある工場を残す」との方針を示した。オークマは本社工場リニューアルの第1弾として13年5月に中・大型旋盤や複合加工機を生産する新工場棟「DS1」を開設。生産動線をほぼ一直線にしたり、部品加工の自動化や設備の稼働状況の”見える化“も推進したりして、生産性を以前の1・5倍に高めた。
この手法を活用して小型旋盤や研削盤を作るDS2を16年度内に着工する予定。その後、部品配備や塗装などを担...
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(2016/1/26 05:00)
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- 需要が停滞気味の工作機械業界で、あえて高水準の投資をする狙いは。