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[ 金融・商況 ]
(2016/3/15 05:00)

野村ホールディングス傘下のウエルス・スクエア(東京都中央区)はフィンテック(金融とITの融合)による資産運用「ロボ・アドバイザー」を使ったラップ(投資一任運用)サービスの開発・検討に着手した。ロボ・アドバイザーはサービスコスト削減が期待されており、証券各社が参入準備を進めている。業界最大手である野村グループが効果的なサービスを開発すれば、フィンテック活用の流れが加速しそうだ。
ロボ・アドバイザーは専用のインターネットサイトを通じた顧客の自己分析と、コンピューターによる投資ポートフォリオ決定で構成。対面型ラップに比べ、コストを抑えられる。
米国では2000年代後半から普及し始めた。14年12月末時点で20社超がサービスを提供、関連残高は約190億ドル(約2兆3000億円)となっている。
日本の証券業界でもロボ・アドバイザーを使ったラップサービスの提供準備が進む。ラップサービス残高で野村...
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(2016/3/15 05:00)
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