[ ロボット ]

東芝、荷下ろしロボ開発−来年度に製品化、物流現場の仕分け前作業担う

(2016/8/24 05:00)

東芝は物流分野の荷下ろし作業を自動化するロボットを開発した。台車に積まれたサイズの違う箱の形をセンサーの組み合わせで検知し1個ずつ取り出してコンベヤーに移す。大きさの違う箱を的確に荷下ろしする技術はなく人手に頼っていた。物流現場の仕分け前の作業を担い、労働人口減少と作業負担の大きさから人手不足に悩む物流現場の課題解決に貢献する。

2017年3月期に製品化し価格は3000万円以内に抑えたいとしている。

三つのリニア駆動装置で前後、左右、上下方向に真空吸着装置の付いたアームを動かし荷下ろしする。処理能力は人手と同等の1時間当たり500個。現状は重さ30キログラム以下の箱形状のみに対応する。ロボットの大きさは幅1メートル90センチメートル、奥行き2メートル80センチメートル、高さ2メートル70センチメートル。構造や動きを簡素化して人の作業スペースと同じ大きさに抑えた。安全性も高め人と同じ作業...

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(2016/8/24 05:00)

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