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【電子版】先週の注目記事は?(解説つき)

(2016/10/11 05:00)

■ランキング・ベスト10(10/3~10/7)

1位 ノーベル化学賞に欧米3氏−世界最小の「分子機械」開発

2位 台湾・友嘉実業、新日本工機を買収−池貝・張春華会長が社長に

3位 政府、下請法50年ぶり見直し−取引環境改善へ ルール厳格化

4位 富士重、新型「インプレッサ」好調発進−先行予約、4千台超

5位 ノーベル賞に大隅氏−生理学医学賞、たんぱく質の再利用発見

6位 はじめ研、全長4mの人型操縦ロボ−毎分4mで安定歩行を実現(動画あり)

7位 次世代がん治療「BNCT」 見えてきた実用化

8位 ノーベル物理学賞に米国の3氏−量子コンピューターなど、トポロジー活用に道

9位 ノーベル賞受賞/大隅さん母校生徒ら歓喜−「世界から認められた」

10位 キヤノン、イメージセンサーを外販へ−産業向け、用途拡大で方針転換

解説:シーテック2016、きょう開幕−シャープやパナソニックなど、IoTの“新生活”提案

 国内最大のエレクトロニクス展「シーテックジャパン」が4日から7日まで千葉市の幕張メッセで開催された。正直言ってここ数年のシーテックは、テレビ、パソコン、半導体、スマートフォンといった日本の電機産業の低迷に伴ってか、世界を変える意気込みに乏しく、「ぜひ見に行きたい」と思えるような展示会ではなかった。

 今回はそれが一転したような活況ぶり。やはり、切り口を今後、各方面で大きな展開が想定されるIoT(モノのインターネット)に絞ったことが大きい。話題の人工知能(AI)も含め、先端技術による社会変革の胎動を垣間見せてくれたように思う。

 加えて、スタートアップが多数参加したことにも期待が持てる。大手企業が手がけにくい、尖った技術やサービスはスタートアップが得意とするところ。大手とスタートアップが競合するのではなく、両者の協調がベースとなって新たなイノベーションが生まれていく可能性もある。まだまだ電機大国である日本のショーケースとして、シーテックは世界にエレクトロニクスの未来を発信する「攻め」の展示会であり続けて欲しい。

(2016/10/11 05:00)

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