ＪＩＭＴＯＦ２０１６・紙上プレビュー（５）シギヤ精機製作所ほか

【シギヤ精機製作所／優れた加工形状と寸法精度実現】

シギヤ精機製作所（広島県福山市）は、「ＣＮＣ偏心ピン／ポリゴン研削盤＝写真」を刷新して投入した。新型砥石スピンドルユニット、砥石台送りユニット冷却、熱対策用インスレーションカバーを標準採用し、優れた加工形状と寸法の精度を実現した。独自対話ソフトにより、簡単操作でピン／ポリゴン形状の加工もできる。

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【共立精機／小径金属の球面と平面研削対応】

共立精機（宇都宮市）は、小径金属の球面と平面の研削に適した立型省スペース研削盤（写真）を展示する。ダイヤモンドカップホイールを使用するため高精度研削が可能。対象物の形状に応じて自動搬送装置を容易に交換できる。工具径などを自動測定するツールプリセッターや、切削刃物を保持するアンギュラヘッドも出品する。

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【コスメック／ロボハンド、がたつきゼロで連結】

コスメック（神戸市西区）は、１台のロボットで多様な作業を生産性よく行うロボットハンドチェンジャー「モデルＳＷＲ＝写真」を出展する。独自の２面拘束機構でロボット側とツール側をがたつきゼロで連結し耐久性も１００万回以上ある。可搬質量３キロ―１２０キログラムに対応。同部品を組み付けたロボットのバリ取り実演も行う。

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【ファナック／工場用ＩｏＴ基盤をアピール】

ファナックは、１２月に投入する工場用ＩｏＴ（モノのインターネット）基盤「フィールド・システム」をアピールする。ＩｏＴで複数のロボットが協調（写真）するシステムや、他社のコンピューター数値制御（ＣＮＣ）装置と連携する技術などを出展する予定。また、生産設備の周辺を自動化するための導入支援パッケージも紹介する。

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【イグス／内蔵センサーで摩耗程度を測定】

イグス（東京都墨田区）は、稼働停止回避システム「スマート・プラスチック」のケーブル保護管「インテリジェント・エナジーチェーン」、可動ケーブル「インテリジェント・チェーンフレックス＝イメージ」を出展する。センサーを内蔵し、作動中の摩耗程度を測定、交換目安を事前に知らせて設備・装置の長寿命化を図る。

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