[ 科学技術・大学 ]

聴覚障害者も“握って”音楽体験-慶大が振動デバイス、5圧電素子にパート割り当て(動画あり)

(2017/1/31 05:00)

  • キキミミを持つと音楽が再生される

慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科の金箱淳一研究員らは、聴覚障害者でも音楽を感じることのできる振動デバイス「キキミミ」を開発した。耳の形をした圧電素子搭載のデバイスを握ると、5本の指それぞれにボーカルやギター、ベース、ドラム、キーボードなど、各パートの音楽を振動として提示する。2017年の実用化を目指す。

耳型のデバイスには圧電素子を五つ搭載する。手で握ると指先に圧電素子が当たり、振動として音楽が再生され、認識することができる。

実験ではメロディーやリズムの識別ができた。ハーモニーの判別は難しく、クラシック音楽よりもポップミュージックなどの視聴に向くという。

キキミミは楽器ごとに振動の強さを調整できるのも特徴。圧電素子の上面に感圧センサーを張ってあり、強く握ると対応する楽器のパートが強く再生される。聞きたい楽器だけを再生したり、楽器パートを混ぜて再生したりできる。

一般的に聴覚障害者は振動への識別能力が高いため、指先への振動提示だけでも、ライブ会場などで残存聴力によって音楽を聴いている感覚を想起できるという。

健常者と聴覚障害者が共に楽しめる音楽体験として提案する。

(2017/1/31 05:00)

関連リンク

科学技術・大学のニュース一覧

おすすめコンテンツ

令和時代を切り拓く! 
日本のリーディングカンパニー【関西・中国・四国編】

令和時代を切り拓く! 日本のリーディングカンパニー【関西・中国・四国編】

技術士第一次試験 
「建設部門」受験必修キーワード700
第8版

技術士第一次試験 「建設部門」受験必修キーワード700 第8版

関西・中国・四国で愛されている長寿企業2021
社会と経済の発展に貢献してきた秘密に迫る

関西・中国・四国で愛されている長寿企業2021 社会と経済の発展に貢献してきた秘密に迫る

モノづくり中部 技術・技能自慢 2021年版

モノづくり中部 技術・技能自慢 2021年版

続・東京の長寿企業50社

続・東京の長寿企業50社

これから伸びる東京のカイシャ2021

これから伸びる東京のカイシャ2021

Journagram→ Journagramとは

PR

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

↓もっと見る

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。このバナーを閉じるか閲覧を継続した場合、クッキーの使用に同意したこととさせていただきます。なお、クッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる