- トップ
- 科学技術・大学ニュース
[ 科学技術・大学 ]
(2017/2/15 05:00)
防災科学技術研究所は、経団連や文部科学省が提唱するスマート社会「ソサエティー5・0」の実現に向け、気象やインフラの情報基盤「防災・減災情報サービスプラットフォーム」の作成に乗り出す。国や企業がもつ情報から、人工知能(AI)でテーマに沿った情報を選び出す仕組みの構築を目指す。大雨時でも安全な自動運転や地震被害予測の精度向上などの研究に生かす。
プラットフォーム作成には、国土交通省や気象庁、自動車やインフラ関連の企業や大学の参画を目指す。特に内閣府の大型産学連携プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)のうち「自動走行システム」と「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」に参画する企業や大学などに呼びかける。
国が保有する大雨や台風といった気象情報のほか、企業が収集した地震による建物の倒壊状況などから、AIを活用して短時間で最適な情報を選ぶ。AIの活用には理化学研究...
(残り:331文字/本文:731文字)
(2017/2/15 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。