[ 科学技術・大学 ]

食べられる光学素子−群馬大が開発、ケーキの飾りなど演出(動画あり)

(2017/2/27 05:00)

(群馬大学提供)

群馬大学理工学部の奥寛雅准教授らは、光学マーカーとして機能し食べられる光学素子を開発した。光を当てると広い範囲に光が反射する「再帰性反射材」を寒天で作成。ケーキの飾りとして使えばプロジェクションマッピングによる演出、消化管に張り付ければ内臓の収縮を3次元的に計測するといった医療での活用も見込める。食品の演出用素材として1年程度での実用化を目指す。

再帰性反射材は注意喚起の反射材や光学マーカーとして利用されている。今回、寒天で立方体が連なったコーナーキューブ式の反射面を作成した。反射率は市販の反射材と同等だった。型へ材料を流し込むだけの簡便な製造方法で、着色も可能。コストは食品のゼリーと同等にできる。マーカーが体内に残留するリスクはないという。

実際に、プロジェクションマッピングの位置検出マーカーとして機能することを確認した。ウエディングケーキに寒天マーカーを飾れば、新郎新婦のケーキ入刀のタイミングに合わせた華やかな演出を加えられるといった用途が見込める。(電子版に動画)

(2017/2/27 05:00)

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