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[ エレクトロニクス ]
(2017/3/8 05:00)
ソニーは国内の4工場で、IoT(モノのインターネット)を活用した統合管理に乗り出す。生産効率や品質の向上に加え、消費動向の変化に柔軟に対応できる少量多品種生産体制を確立する。各工場間で生産プロセスや工程管理手法も共有する。国内4工場では民生用・業務用エレクトロニクス分野の30製品群で、完成品や部品の生産を手がける。2017年度中に、一部の工場で運用開始を目指す。
国内生産拠点を統括するソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(SGMO、東京都港区)が、システムを開発する。レンズや微細部品などの精密加工を手がける幸田サイト(愛知県幸田町)で、15年に刷新した生産管理システム(MES)を発展させる。
MESはワーク(加工対象物)を運ぶトレーに固有のIDを付けて工程を管理する。各工程の設備・作業状態なども記録する。
今後、各工場にMESをベースとする新生産管理システムを...
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(2017/3/8 05:00)
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