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東電、自律ドローンで設備点検−来年4月から実証

(2017/3/27 05:00)

東京電力ホールディングス(HD)は、ドローンを自律飛行させて、送電線などの設備を自動点検するシステムの開発を進める。無人飛行システムの開発が専門のブルーイノベーション(東京都千代田区)と組み、2018年4月の実証試験開始、19年の実用化を目指す。高所作業の安全性向上と、点検作業全般の省人化を図る。将来はシステムの外販にも取り組む考えだ。

担当者が事務所の業務用端末で点検の対象設備を指定すると、最適な飛行経路や手順を自動的に決め、ドローンが自律飛行するシステムの開発を進める。

全地球測位システム(GPS)端末がない、へき地でも、対象物や障害物を避けて飛行するセンサーなどの安全管理技術も開発する。

(2017/3/27 05:00)

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