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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/3/30 05:00)
川崎重工業は29日、掃海・輸送ヘリコプター「MCH―101=写真」を海上自衛隊第51航空隊に納入したと発表した。2009年から砕氷艦「しらせ」に搭載・運用されている同型の南極観測支援ヘリコプター「CH―101」と合わせ、13機目の機体となる。
海上自衛隊向けヘリコプター「MCH/CH―101」として最終号機となる。MCH―101は、川重がライセンス製造する「RTM322」エンジン3基を搭載。高い安全性と航続性能を備える。ローターブレードと機体尾部に全自動折り畳み機能を装備し、運用性にも優れる。
川重は03年に英・イタリアの合弁会社のEHインダストリーズ(現レオナルドMW)とライセンス契約を結び、同ヘリコプターの製造に着手。06年から納入を始めた。09年度から定期修理、15年度から定期修理、技術支援、部品補給を包括した契約を履行している。
(2017/3/30 05:00)