[ ロボット ]

4腕・4脚の災害対応ロボ、フューチャーロボティックスが開発にめど

(2017/4/5 05:00)

  • 4腕アームと4脚クローラーを持つ災害対応ロボット

【立川】早稲田大学発ベンチャーのフューチャーロボティックス(東京都新宿区、山川宏社長、03・3232・3743)は、4腕アームと4脚クローラーを持つ災害対応ロボットの開発にめどをつけた。4腕は独立制御で、それぞれに把持機や切断機、カメラなどのアタッチメントを取り付け可能。同社によると、4腕式の災害用作業ロボットは世界初という。発売時の価格は2000万―3000万円を想定。2019年度内の実用化を目指す。

開発中の作業ロボット「オクトパス」の大きさは、長さ1800ミリ×幅1200ミリ×高さ1700ミリメートル、重さは1トン。ガソリンエンジン駆動で、最大登坂傾斜は30度にした。4腕アームは第1、第2関節を持ち、第1関節は360度旋回する。

四つのアームを持つため、二つのアームで倒木などの通行障害物を持ち上げ、カッターなどを取り付けたアームで切断するといった複雑な作業ができる。アームに電荷結合素子(CCD)カメラを設置でき、遠隔操作も可能。倒木除去処理やがれきの分別処理などを想定する。

放射線の影響を受ける制御系部を厚さ5センチメートルの鉛箱で被覆。毎時50ミリシーベルト以上の線量下で2時間作業しても耐えられる設計にした。操作レバーとディスプレーで構成する操作インターフェースをアタッシェケースに収納し、災害現場に持ち運べるようにした。

オクトパスは早稲田大学次世代ロボット研究機構、菊池製作所と共同開発。今後、高線量下での作業時間や操作性の向上、カメラの3次元表示などの改良に取り組む。

(2017/4/5 05:00)

関連リンク

ロボットのニュース一覧

おすすめコンテンツ

写真で見る鋼管平面ビーム実用化の話
次世代の電車線路用ビーム

写真で見る鋼管平面ビーム実用化の話 次世代の電車線路用ビーム

今日からモノ知りシリーズ 
トコトンやさしい電車の本

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい電車の本

リチウムイオン二次電池の性能評価
長く安全に使うための基礎知識

リチウムイオン二次電池の性能評価 長く安全に使うための基礎知識

わかる!使える!ねじ入門
<基礎知識><段取り><実作業>

わかる!使える!ねじ入門 <基礎知識><段取り><実作業>

図解!本気の製造業「原価計算」実務入門
付加価値と生産性を見える化してますか?

図解!本気の製造業「原価計算」実務入門 付加価値と生産性を見える化してますか?

マテリアルズ・インフォマティクス
材料開発のための機械学習超入門

マテリアルズ・インフォマティクス 材料開発のための機械学習超入門

JOINT MEDIA→ JOINT MEDIAとは

PR

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用してしています。このバナーを閉じるか閲覧を継続した場合、クッキーの使用に同意したこととさせていただきます。なお、クッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる