[ 化学・金属・繊維 ]

スギノマシンなど、CNFと金属微粒子の複合体で新製法−簡便・低コストで製造

(2017/4/21 05:00)

  • CNFとナノサイズの銀微粒子(黒い粒)との複合体(スギノマシン提供)

【富山】スギノマシン(富山県魚津市、杉野太加良社長、0765・24・5111)は20日、岡山県工業技術センター(岡山市北区)と共同で、セルロースナノファイバー(CNF)に10ナノメートル未満(ナノは10億分の1)の金属微粒子を均一に分散させた複合体を、簡便に低コストで製造する手法を開発したと発表した。CNFの高機能化が容易になり、利用拡大につながると期待される。

同技術センターがCNFの分散液と金属塩の混合物を、同社製の超高圧ウォータージェット処理装置により高圧処理をするだけで、金属微粒子がCNFに均一に分散した状態にする手法を編みだした。化学薬品を用いて複雑な処理をする従来方法に比べコストは半分以下になる見込み。化粧品、燃料電池用触媒、排ガス浄化用触媒への利用や商品への消臭・抗菌機能の付加に役立つという。

同社はこの製法を基にCNFと金属微粒子との複合体を2018年4月に商品化する予定。複合対象は金、銀、白銀、パラジウムなど。価格は銀の場合で100グラム当たり10万円から。これを含め、新製法を活用した事業展開で初年度に1億円の売り上げを目指す。

(2017/4/21 05:00)

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