[ 医療・健康・食品 ]

「セロトニン3型受容体」に抗うつ効果−阪大が発見

(2017/5/2 05:00)

  • (阪大提供)

大阪大学大学院医学系研究科の近藤誠准教授らは、神経伝達物質「セロトニン3型受容体」が抗うつ効果をもたらす仕組みを発見した。細胞の成長に関わる「インスリン様成長因子(IGF)―1」の分泌促進を脳の海馬で行い、新生ニューロンを増やすことで抗うつ効果が起きる。既存の抗うつ薬で十分な効果が得られない患者のための新たな治療薬開発につながる。

同グループはマウスの脳を解析し、海馬でセロトニン3型受容体を発現する神経細胞が、IGF―1を産生していると発見。同受容体を刺激する薬物の投与で、IGF―1分泌量が増加することも明らかにした。

(2017/5/2 05:00)

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