[ 建設・住宅・生活 ]

鉄道総研、鉄道路線の液状化対策を低コスト化

(2017/5/9 05:00)

鉄道総合技術研究所はJR東日本、ライト工業と共同で、鉄道路線の液状化対策が低コストかつ短工期に施せる工法「脈状地盤改良工法」を開発した。従来工法に比べ、対策する地盤の体積当たりに必要な薬液注入量を約3分の1に減らせる。施工機械を小型にでき、従来工法では難しかった都市部の狭い場所や既設構造物の下などにも適用が可能。営業線の盛土直下の液状化対策工事で施工を始めた。

特別に配合した薬液を使い、地盤に注入する速度や薬液を固める速度を調整して、軟弱地盤の広範囲に薬液が固化した脈状の塊を形成。注入孔から多方向に広がると同時に、周囲の地盤を締め固めるため、薬液が少なくても液状化を抑える。

(2017/5/9 05:00)

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