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[ エレクトロニクス ]
(2017/5/24 05:00)
ソニーは23日、経営方針説明会を開き、2018年3月期に営業利益5000億円、自己資本利益率(ROE)10%以上の目標必達を掲げた。98年3月期以来20年ぶりの利益水準で、会見した平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)は「過去5年で十分に目標を狙える力がついてきた」と、手応えを示した。18年3月期はゲームや半導体といった成長事業の伸長に加え、課題の残る映画事業とスマートフォン事業の収益力向上が、目標達成への指標となる。(政年佐貴恵)
「成長をけん引する最大の事業」(平井社長)がゲーム事業だ。家庭用ゲーム機「プレイステーション4」は年間1800万台の販売目標を据える。ネットワークサービスの投入や有料会員向けサービスを強化し、継続的に稼ぐビジネスモデルで伸ばす。16年に投入したVR(仮想現実)端末「プレイステーションVR」は、ゲーム以外のコンテンツ開発を進める。
収益性の安定したテレビ...
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(2017/5/24 05:00)
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