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[ 政治・経済 ]
(2017/6/9 05:00)
政府は9日に成長戦略「未来投資戦略2017」の閣議決定を予定する。IoT(モノのインターネット)、人工知能(AI)など先端技術を積極的に取り込み、次世代の社会像「ソサエティー5・0」を実現したい考え。自動走行やロボットなど重点分野を中心に、具体的な目標も掲げ成長を加速させる。第4次産業革命と称される社会構造の変革に向け、未来志向の戦略で産業界を先導する構えだ。
重点5分野の「移動革命の実現」では、自動走行の実用化に向けた取り組みが目玉。2017年度中に新東名高速道路で開始するトラック隊列走行の実証を戦略施策に位置付ける。20年に後続無人での隊列走行を実現、22年に商用化を目指す。
移動革命のほか、次世代モノづくり、医療・介護、インフラ強化など複数の重点分野で注力対象となるのが、ロボットだ。移動関連では飛行ロボット(ドローン)を用いた荷物配送の実現を目指す。一方、介護ロボットについては1...
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(2017/6/9 05:00)
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