女性新入社員の８割が「残業３０時間以上は無理」−産業能率大調べ

産業能率大学がまとめた「２０１７年度新入社員の会社生活調査」によると、１カ月の残業許容限度時間について「３０時間以上はできない」が男性で６２・７％、女性では７９・８％に達した。「６０歳を超えても働きたい」と答えた割合は男性で４１・２％だったのに対し、女性は１５・５％にとどまった。

転勤については「一度も転勤せず同じ場所で働き続けたい」が２８・０％と、「転居の有無・期間に関係なく転居してもよい」の２４・７％を上回った。

一方、参加したい業務外の集まりに関しては「飲み会」が男性７９・４％、女性７５・３％。「バーベキュー」が男性６５・１％、女性５８・０％だった。「サークル・同好会」「花見」「日帰り社員旅行」も半数以上の人が選択している。

同調査は産能マネジメントスクールの「新入社員セミナー」に参加した１３１社５２３人を対象に実施。男性３５６人、女性１６３人から回答を得た。